部長(主任でもいいけど)、いい雑誌ありますよ。
2002年10月11日最近はまってる雑誌がある。
関西の情報誌「MeetsRegional」。
ほとんど食べ物情報誌だが、なんせ美味そうなのだ。しかも、キャッチ最高! 写真最高! ボディーも締まっててぐー! こんな面白かっこいい雑誌は、東京ではまずないね。おまけに実用的だし。
これを見たら、「ブルータス」なんて恥ずかしくて読めない。
ウチの編集部ほぼ全員が大ファンで、関西出張のたびに、バックナンバーを買いあさり持ち帰っている。
先日、東京に出張に来ていた「ミーツ」編集部員の飲み会に押しかけて、毎月雑誌を交換する約束を強引に取り付けた。今月いちばん意味のある仕事だ。
そこで本題。
原稿待ちで徹夜の朝8時、頂いた最新号を編集部でめくっていると、一枚の写真に目が止まった。先にキャプションが目に入ったのか、写真だったのかはわからない。
10年(近く)前に私の処女を奪った男が載っていた。
その男は、私と別れた半年後に結婚。私を結婚式に招待し、そこで私と付き合ってた頃の日付の入った新婦とのツーショット写真をスライド上映し、私にスピーチをさせ、新居にまで招待した男である(そんなことするなよ、私も)。
当時は経理部で領収書の精算とかやってたくせに、肩書きは“都市開発プロデューサー“とかになってた。しかも、地方誌とはいえ「ミーツ」に連載まで持っている!!!
全然忘れたと思ってたのに、急に頭がくらくらして思いっきり手に汗をかいてしまった。やっぱり、過去の辛い体験って、月日が経っても完全に消えることはないのね。
……ふと我に返って、朝8時過ぎの編集部。
憧れの出版社に就職したものの、一日20時間以上働かされ、風呂には入ってなくて頭ぼさぼさ、ノーメークで服もてきとーで、こんなことしてる間に人生の貴重な時間がどんどんなくなってるハズなんだけど、それに疑問を抱く暇もない。
こんなに働いてんのに、給料安いわ、若いってだけで雑用全部やらされるわ(雑用が嫌なんじゃない。抱えてる仕事のうえに、人の雑用がかぶさるのが腹立たしいだけ)、雑誌は売れないわで、「この仕事をやることに意味なんてないんじゃないか」とボロボロの顔を見ながら考えてしまう私。
一方、昔のサイテー男は、“若きホープ“ともてはやされ、きちっとしたスーツで爽やかな笑顔を浮かべ、奥さんと一緒に芦屋に住んでいる(本当か?)。
私は人生負けてしまったんだろうか。
こんなに頑張ってるのに。
居ても立ってもいられず、トイレに駆け込んで号泣した。土曜日の朝。天気よかったよ。
さらに同じ号の「ミーツ」で、私が「生涯で最高の夜」を選ぶときに、ベスト5に入るほどステキな時間を過ごさせてもらったバーが、法善寺横町の火事で燃えてしまったことを知り愕然。
もう、会社というか、人生辞めたくなってきた。
疲れてるときって、本当に思考がネガティブにネガティブになっていくので怖い。
関西の情報誌「MeetsRegional」。
ほとんど食べ物情報誌だが、なんせ美味そうなのだ。しかも、キャッチ最高! 写真最高! ボディーも締まっててぐー! こんな面白かっこいい雑誌は、東京ではまずないね。おまけに実用的だし。
これを見たら、「ブルータス」なんて恥ずかしくて読めない。
ウチの編集部ほぼ全員が大ファンで、関西出張のたびに、バックナンバーを買いあさり持ち帰っている。
先日、東京に出張に来ていた「ミーツ」編集部員の飲み会に押しかけて、毎月雑誌を交換する約束を強引に取り付けた。今月いちばん意味のある仕事だ。
そこで本題。
原稿待ちで徹夜の朝8時、頂いた最新号を編集部でめくっていると、一枚の写真に目が止まった。先にキャプションが目に入ったのか、写真だったのかはわからない。
10年(近く)前に私の処女を奪った男が載っていた。
その男は、私と別れた半年後に結婚。私を結婚式に招待し、そこで私と付き合ってた頃の日付の入った新婦とのツーショット写真をスライド上映し、私にスピーチをさせ、新居にまで招待した男である(そんなことするなよ、私も)。
当時は経理部で領収書の精算とかやってたくせに、肩書きは“都市開発プロデューサー“とかになってた。しかも、地方誌とはいえ「ミーツ」に連載まで持っている!!!
全然忘れたと思ってたのに、急に頭がくらくらして思いっきり手に汗をかいてしまった。やっぱり、過去の辛い体験って、月日が経っても完全に消えることはないのね。
……ふと我に返って、朝8時過ぎの編集部。
憧れの出版社に就職したものの、一日20時間以上働かされ、風呂には入ってなくて頭ぼさぼさ、ノーメークで服もてきとーで、こんなことしてる間に人生の貴重な時間がどんどんなくなってるハズなんだけど、それに疑問を抱く暇もない。
こんなに働いてんのに、給料安いわ、若いってだけで雑用全部やらされるわ(雑用が嫌なんじゃない。抱えてる仕事のうえに、人の雑用がかぶさるのが腹立たしいだけ)、雑誌は売れないわで、「この仕事をやることに意味なんてないんじゃないか」とボロボロの顔を見ながら考えてしまう私。
一方、昔のサイテー男は、“若きホープ“ともてはやされ、きちっとしたスーツで爽やかな笑顔を浮かべ、奥さんと一緒に芦屋に住んでいる(本当か?)。
私は人生負けてしまったんだろうか。
こんなに頑張ってるのに。
居ても立ってもいられず、トイレに駆け込んで号泣した。土曜日の朝。天気よかったよ。
さらに同じ号の「ミーツ」で、私が「生涯で最高の夜」を選ぶときに、ベスト5に入るほどステキな時間を過ごさせてもらったバーが、法善寺横町の火事で燃えてしまったことを知り愕然。
もう、会社というか、人生辞めたくなってきた。
疲れてるときって、本当に思考がネガティブにネガティブになっていくので怖い。
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